第26回日本エイズ学会学術集会・総会

2012年11月30日
11月24日(土)~ 26日(月)の3日間、慶應義塾大学・日吉キャンパス(横浜)にて、「第26回日本エイズ学会学術集会・総会」が開催されました。
今年は大学の2校舎を会場とした、アットホームな現場となりました。
本学術集会・総会のイメージでもある”銀杏並木”を臨むガラス張りの校舎に休憩スペース・ポスター会場を設定し、学会を印象づけるよう工夫しています。
夕刻になると各ポスターパネルに設置したスポットライトが映え、日中とはまた異なった雰囲気を味わうことのできる、まさに建物の中にいながら自然と調和した会場作りを目指しました。
別校舎の廊下にはヒーターを設置し、その周りで暖を取る参加者の方々で新たな会話の和が広がるような、アットホームな学会場となりました。
学校ならでは可能なご提案内容を模索し、実現させる過程が今回最大の楽しみでもあり、やりがいとなりました。
(東京 RM)

第3回東アジア地方政府会合

2012年11月15日

日本、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドの地方政府首脳らが集う「第3回東アジア地方政府会合」が、8月、9月、11月と3回にわたって奈良市で開催されました。
準備段階で政治的な状況により参加者が減るのではないかと心配しましたが、東アジアの地方政府から多く参加していただき、1社会保障、2税収確保、3地域振興、4人材育成の4つテーマに分かれて問題点の把握、今後の取り組みなどを紹介した活発な議論が行われました。
またおもてなしとして、会議の休憩時間には奈良県産の柿を参加者にふるい旬の味を楽しんでいただきました。
ウェルカムでは「なら燈火会」で有名な燈火器を新公会堂の庭園に演出、能楽堂では逐次通訳を交えて狂言を鑑賞、パーティーは奈良県ミシュラン掲載店からお料理を提供して頂くなど、海外だけでなく日本からの参加者も多い満足されたひとときをお過ごしでした。
知事招宴では、昨年9月に台風による水害で大きな被害を受けた十津川村より国の重要無形民族文化財にもしていされている「十津川の大踊り」を披露していただき、 村の復興を打ち出していただきました。
日本と東アジア諸国は、奈良時代のころより盛んに交流があり、今後も連携を深めていくため、色々な企画を通して奈良県から発信することができれば素晴らしいと強く感じた会議でした。
(大阪 NK)

CORESTA Congress 2012 in Sapporo

2012年10月15日

CORESTA Congress2012が9月28日すべての日程を終え、札幌の地で無事に成功裏に終了しました。

参加者の8割を超える海外からの参加者をお迎えするため、各種趣向を凝らし、「札幌おもてなし」を実現した会議ができました。

日中は会議で講演と活発なディスカッションを繰り広げつつ、夜は参加者の皆様に楽しんでいただけるよう、さまざまなテーマのレセプションを企画しました。

また、同伴者の方々にも、連日ツアーや文化体験プログラムなどをご用意。書道・着付け・華道・茶道などを通して、ちょっとはみなさんに日本を感じていただけたかな・・・と思います。振袖をまとってニッコリする奥様方の表情がとても可愛らしかったです。

CORESTA Congress 2012 in Sapporo has finished with a great success after 1 and half years preparation time.

Being over 80 per cent of participants are from overseas, we have put extra importance on how we would welcome them, and how we would entertain them.  We hope all the participants have experienced the atmosphere of Sapporo and Japanese hospitality.

Accompanying persons’ programmes (tours and cultural programmes) also gave those who accompanied the participants the opportunity to enjoy the touch of Japanese cultures, Japanese calligraphy, flower arrangement, tea ceremony and Kimono wearing.  Madams in Kimono were very pretty and their smiles made us also very happy.

Tokyo, M.K.

IBC 2012 (XXIth International Biometric Society)

2012年9月21日

IBC 2012が6日間の日程で神戸で開催されました。

今年に入って続く集中雷雨や、台風シーズンということもあり天気の影響が心配されていましたが、杞憂に終わり、残暑厳しい晴天で迎えた1週間。
世界各国より参加者が訪れ、農学、医学、生物学、公衆衛生学、薬学、生態学、環境科学、森林科学など諸分野の問題解決に向けた数理統計学、統計手法、応用の研究に関して、非常に活発な議論が交わされました。

神戸花鳥園で開催されたConference Dinnerでは、いつもの懇親会とは一味違い、色とりどりの花に囲まれた空間で、舞妓さんのお出迎えに始まり、餅つき、主催者による生演奏と、最後には参加者も踊り出すほど大変盛り上がりました。
受付にTake Freeで設置した折り紙アートが大変好評で、些細な事ですが日本らしさを伝えられた事を嬉しく思います。

今後もオリジナリティー&ホスピタリティー溢れる運営を目指します。

(大阪 NK)

KME2012 in Seoul~coexとの共同プロモーションを実施~

2012年7月18日

7月3日~5日に韓国ソウルで開催された「KOREA MICE EXPO 2012」に参加しました。
韓国観光公社、ソウル市が主催する韓国最大のMICE展です。
MICE関連のフォーラムやワークショップ、各種イベントが行われ、国内外のコンベンション関係者が集う、活気あふれる展示会となりました。

会場はcoex(コエックス)。コンベンションセンターや劇場、ショッピングモール、ホテル、カジノ、水族館など、さまざまな施設が一体となった韓国最大のコンベンション複合施設です。
コンベンションリンケージは5月、coexを運営する<株式会社COEX>と事業協力に関するMouを締結しました。それに基づき、今回は初となる共同プロモーションを行うことになりました。

“City within a city”と表現されるcoex。
施設のクオリティの高さとスケール感にも驚かされますが、収容力のあるハイクラスのホテルやショッピング・アミューズメント施設が一体となった利便性、エンターテイメント性がcoexのブランド力をさらに高めています。
まさに、coex自体がコンベンションのための都市として機能しているのです。

現在、株式会社COEXでは100名くらいのスタッフがさまざまな部署で働いていますが、今回のKMEでは主にConvention Venue Marketingのチームスタッフと一緒にプロモーションを行いました。又、施設運営やコンベンションをめぐる状況について、coexのスタッフの皆さんといろいろと情報交換でき、大きな収穫になりました。

双方の発展につながる共同プロモーションは、今後もさまざまな形で行っていく予定です。
韓国と日本をコンベンションビジネスでつなぐ、これからの展開が楽しみです。

(大分 NI)

Tokyo Conference on Afghanistan held on July 8.

2012年7月13日

On July 8th at the Tokyo Prince Park Tower the Tokyo Conference on Afghanistan was held under the direction of the Ministry of Foreign Affairs of Japan.
Over 1000 participants from 82 countries and organizations gathered together in Japan to reconfirm the economic assistance and support to the Afghanistan region and government.
As a staff of the Tokyo Conference on Afghanistan it was a long month of preperation before the opening of the event.

At last, security was very tight and set at a high level on-site, as in attendance was UN Secretary General Ban Ki-moon, Afghanistan President Hamid Karzai , US Secretary of State Hillary Rodham Clinton, and many more distinguished guests.
However there were no significant problems on-site and the event ended very smoothly.

(Tokyo, E.G.)

Getting ready to welcome in Yokohama! – WFOT 2014

2012年6月21日

2014年6月18日~21日の横浜開催へ向けて準備を進めている「第16回世界作業療法士連盟大会(WFOT 2014)」への参加促進のため、スゥエーデン・ストックホルム市の関連大会 へ行ってきました。

今回、呼びかけをするのは5/24-27のCOTEC 2012に参加するヨーロッパを中心とする46カ国、955名の作業療法士の方。会場内に設置された世界作業療法士連盟(WFOT)本部の展示ブースを中心に、大会テーマの紹介や今年12月に開始予定の演題および参加登録のご案内とともに、開催地となる日本と横浜の魅力を折り紙や浴衣の着付デモをプラスしアピールを行いました。

展示ブースでのPR活動に加え、期間中に開催されたノーベル賞晩餐会会場であるストックホルム市庁舎での歓迎レセプションや屋外博物館内でのコングレスディナーなどのソーシャルイベントへの参加を通じ、多くの方々と直接の交流がはかれ、最終日にすれ違う方々とは「See you in Yokohama!」が合言葉のようになり、2年先の横浜での再会が 今から心待ちです。

Very much looking forward to see you all in Yokohama in 2014!!

(東京 KS)

Sea Transport Seminar between Japan and Indonesia

2012年4月13日

Indonesia welcomed us with hot humid weather!

About 100 participants from various fields of the maritime industry gathered at Pullman Jakarta Indonesia Hotel on February 29.  We were graced with the presence of Deputy Minister of Transportation, Dr. Bambang Susantono, where extensive discussions were held between Japan and Indonesia.

Furthermore, on the next day, official site visits were planed at several developing port areas: Cilamaya, Karawang International Industrial City, and Pelabuhan Tanjung Prilk.  Getting there was an adventure in its own because of bumpy roads making it a roller coaster ride.  Combined with rain in the morning, we all got muddy shoes at the muggy harbors.

However, we believe that further road maintenance and port construction will lead to further improvements in the Jakarta region by undertaking this opportunity.

(Tokyo, RM)

We have joined IAPCO!!!

2012年1月24日

IAPCO(International Association of Professional Congress Organiser), the illustrious PCO organization based in England has welcomed us a new member.  After a very rigorous examination process including an on-site visit of a major international Congress held last year, we received the good news at the end of the year. Utilizing the vast network that IAPCO provides we look to become the bridge between Europe and Asia, further bringing business and ideas across many borders.  The key to international success is the connections you establish in the industry and our hopes that IAPCO will help contribute to our expansion.  Talking about expansions we also look to expand into China with Linkage Shanghai.  Here we come Asia and the world stage!

(Tokyo EG)

IASGO 2011 in Tokyo

2011年12月09日

iasgo2011IASGO 2011 in Tokyo was held from November 9 to 12, 2011.
We welcomed to Japan more than 900 participants from 59 countries from around the world.

The theme for the Congress was “What’s New in Tokyo 2011”, and there were various sessions featuring the latest topics on categories in surgery, gastroenterology and oncology.  Attendees had very fruitful discussions through the course of the Congress, and in particular, asked senior specialists at the session “Meet the Professors” on the most updated information.

They enjoyed various events such as Hanagasa Dance, the Sword Master KAMUI, GAMARJOBAT, and Kyogen.  Foreign participants, especially, had fun dancing and playing samurai on the stage.  We also received many heartwarming messages that they were very impressed by our Japanese hospitality.

(Tokyo, RM)

Worldsleep2011

2011年12月01日

Worldsleep2011(The 6th World Congress of the World Sleep Federation)が6日間の日程で、京都にて開催されました。

3月の震災の影響が懸念され、一時は開催中止も検討されましたが、当日は世界37ヶ国から参加者を迎え、数々の研究発表の下、活発な議論が交わされました。

プログラムでは、WHO(国際健康機関)やJAXA(宇宙航空研究開発機構)、その他多くの学会との合同シンポジウムが開催され、睡眠が多様な分野が融合する学際的学問であることがあらためて実感いたしました。

また、コングレスパーティーでの「ArtとScienceのコラボレーション」をテーマにしたファッションショーの開催や、市民公開講座は、JAXAと合同開催で、はやぶさの模型展示やアメリカ・カナダの宇宙飛行士の講演会を行う等、通常の国内学会とは一味違ったイベントが開催され、参加者の好評を博しました。

4年以上に渡る準備期間を経て、会期間近は眠れぬ日々が続きましたが、本学会に携わることができたことを光栄に思います。

(大阪 AN)

3.11をのりこえて

2011年8月05日

あの震災から早くも4ヶ月半。。
3月11日の東日本大震災は、日本全体に大きな衝撃を与えました。
我々コンベンション業界への影響もたいへん大きなもので、数々の国際会議・学会の中止および延期、場所を変更しての開催が相次ぎました。

リンケージが運営する学会についても、例外ではありません。
例えば福島にて3月に行われる予定であった精神科系学会は、まさに被災地となったために開催延期を余儀なくされました。

その後に起こった原発事故、それに伴う電力事情を勘案し、放射能被ばくの無用な心配を参加者に与えないこと、電力事情に問題がないと考えられること等を条件として新たな開催地の模索が行われました。
以上の条件に合致する場所として「札幌」が採択され、今般7月に改めて、皆様の温かいご支援のもと開催する運びとなりました。

当日は、開催地の変更に伴う参加者の減少が懸念されておりましたが、当初からご登壇予定だった先生方ほとんどにご参加いただけました。
海外演者の先生のご登壇もあり、札幌近辺の多くの参加者を得まして、たいへん盛況のうちに終了いたしました。皆様のご協力があってこその成功であったと、深く感謝しております。
また、プログラムのひとつであった「市民公開講座」は、学会とは切り離して福島市にて今秋行われます。こちらもまた、被災地復興のきっかけのひとつとなればと思っております。

MICEの力で被災地復興の一助となるべく、リンケージは今後とも邁進してまいります。

(東京 YS)

第4回日中韓サミット

2011年6月13日

2011年5月21日(土)~22日(日)の2日間、第4回日中韓サミットが赤坂迎賓館にて開催されました。

今回のサミットでは1日目に中国の温家宝首相と韓国の李明博大統領の両首脳の東北地方太平洋沖地震の被災地である仙台と福島の訪問が行われ、弊社では、迎賓館での会議の事前準備から当日の運営に加え、この被災地訪問についてもサポート致しました。

今回のサミットの共同記者会見の内容や関連ニュースは日本の共同通信社、中国の新華社通信、韓国の聯合ニュースの協力により開設された合同ニュースサイト「プレスプール情報サービス」(http://www.47news.jp/international/presspool/)から日中韓英の4言語で発信されました。この3社に加え日中韓3ヶ国やそれ以外の様々な地域の報道関係者も取材に訪れました。

会議業務では常に様々な気配りや臨機応変に対応できることが必要とされますが、今回の会議は首脳級会合であることに加え、会場が国宝の迎賓館(2009年指定)であったことから、設営から当日の運営、撤去までの全ての面において更に細心の気配りが必要とされる会議でした。

関係各位に厚く御礼申し上げます。

(東京 DS)

IAPCO The Meetings Masterclass

2011年1月27日

The IAPCO (International Association of Professional Congress Organisers) The Meeting Masterclass was held at the Wolfsberg Platform for Executive and Business Development Centre in Ermatingen, Switzerland, about an hour outside of Zurich.

Over the course of 2.5 days, 31 representatives from 5 different fields (PCO’s, Convention Bureaus, Conference Centers, International Organizations, and Pharmaceutical Companies) joined together to discuss issues on a variety of topics.

 

This was the first time this event was held in conjunction with the IAPCO Annual Wolfsberg Seminar. It looked to bring together experts from different fields who rarely have the chance to interact, and exchange frank opinions to better improve the PCO business.

The discussions held at the course of each day proved to be very invigorating and insightful and allowed me to take back valuable information on the pharmaceutical companies perspective which I hope to utilize in future events.

 

The food was absolutely delicious as well, gained a few pounds as a result.
Which I am laboring to take off before my belt gets too tight.

(Tokyo EG)

「再生医学研究の最前線」
iPS細胞等研究ネットワーク合同シンポジウム
再生医療の実現化プロジェクト公開シンポジウム

2011年1月24日
再生医学研究の最前線

再生医学研究の最前線

2011年1月15日(土)、東京国際フォーラムにて本シンポジウムの運営を行ってまいりました。
再生医療への応用が期待されているiPS細胞についてのシンポジウムだったため、当日は2時間も前から参加者の方が列を作って並んでいらっしゃいました。
参加者層はかなり幅広く、老若男女約800名の方にご来場いただきました。
中には「山中先生と是非写真を撮りたいんです!」という参加者の方もあり、山中先生の知名度と「iPS細胞研究」への期待の高さを実感いたしました。

4時間という長いシンポジウムでしたが、最後のプログラム「パネルディスカッション」の時間も会場内から次々に質問の挙手が挙がるなど大変盛況のうちに終了したシンポジウムでした。

(東京MK)

Dana-Faber Cancer Institute MM Workshop

2010年12月20日
Dana-Faber Cancer Institute MM Workshop

Dana-Faber Cancer Institute MM Workshop

Dana-Faber Cancer Institute MM Workshop was held on 9th and 10th December, 2010 at Dana-Faber Cancer Institute, Harvard University Medical School, Boston, MA.

This workshop is held every year in conjunction with ASH, and Convention Linkage, Inc. serves as a secretariat of this workshop, in collaboration with Dana-Faber Cancer Institute.

The workshop this year had 19 participants from Japan and 2 from Boston, and engaged in active discussions with lecturers from DFCI.

On the 2nd day, Japanese myeloma doctors gave 2 case study presentations, concluding 2-day workshop in Boston.

Boston in this season is extremely cold, with the highest temperature on 9th was -2 Degree Celsius, and the lowest at -11 Degree Celsius.  Despite this chilly weather outside, all the participants had a lively and hot discussion at the workshop.

(Tokyo KY)

COP10で感謝状

2010年12月14日
COP10感謝状

COP10/COP-MOP5感謝状

本日、COP10/COP-MOP5(生物多様性条約第10回締約国会議およびカルタヘナ議定書第5回締約国会議)での業績が評価され、生物多様性事務局(SCBD)事務局長よりリンケージスタッフひとりひとりに感謝状をいただきました。
1ヶ月もの長丁場の中、総勢200名超のSCBD事務局スタッフとリンケージスタッフが苦楽を共にし、一丸となり、「名古屋議定書」および「愛知ターゲット」の採択といった最高の形での閉幕を迎えられたことを、スタッフ一同喜びとして感じております。
今後とも弊社ならではのホスピタリティ溢れる運営を手がけて参ります。

 

To SCBD

Thank you very much for the Letter of Recognition.

It was most valuable to spend and share our time with you in Nagoya.

There were many things during the course of the one month, but it was our pleasure to work with your magnificent team.

May we have to chance to work again in the near future.

May we see you soon in India.

(Tokyo DS)

スタンディングオベイションにスタッフ一同感動。

2010年11月04日
COP10名古屋議定書の採択

COP10名古屋議定書の採択

- 全会一致で名古屋議定書を採択! -

2010年10月30日午前2時45分頃、COP10を開催する名古屋国際会議場のイベントホールにおいて、全会一致(193の国と地域)で名古屋議定書が採択されました。

「積み木を積み上げては、また崩れ、また積み直す、という作業を辛抱強く続けてきた」

との松本龍環境大臣(COP10議長)の言葉の通り、うまくいきそうだと思っても、また振出しに戻り、妥協を求めながらも条項の訂正を続けるという大変な作業が続いていました。

この会議のエンディングは異例ずくめでした。

前日からの分科会が長引いたせいで本会議のスタートが15時から17時に遅れただけでなく、本会議を開始しても遅れた分科会がそのまま進んでいました。また、18時には、次回開催地インドが主催するパーティが開かれるため、松本議長が「7時半まで中断」と宣言したのです。

緊張が続いた議事を中断したパーティでは、さまざまなスピーチ、歌、踊りが続き、「We are the world」の大合唱も会場中をこだましています。

約束した7時半はおろか、夜の電光掲示板に映された「9時再開」の表示があっても、なかなか再開する気配がありません。同時通訳者たち(国連公用語:英語・中国語・ロシア語・アラビア語・フランス語・スペイン語)も、各国の代表団も会場に集まっていますが、檀上の議長やCBD事務局の方々は戻ってきません。

11時を過ぎたころ、拍手が沸き起こりました。壇上に戻る松本議長らに対して、各国の代表団たちが大きな拍手を送っているのです。「ひょっとして採択されるかもしれない」と直感した瞬間です。しかし実際には、ABS(生物資源の利用に関する条項)など、いろいろな意見が提出されて、すんなりとは決まりません。

しかし、1時30分頃、条項を3つに分けて採決するなど進め方を工夫して、ついに、ABSの条項が採択されました。この時こそは会場の代表団も総立ちで拍手の渦です。誰もが「いける」と確信しました。以降、各国の発言の中にも「松本議長のおかげ」「名古屋のおかげ」「日本のおかげ」などの賛辞も加わり、名古屋議定書採択の最終ゴールへと一歩一歩近づいて行きました。

午前2時45分頃の採決後、ステージやフロアでは、採択の喜びに沸いています。しかしここ国際メディアセンターでは「3時25分から記者会見!」の声が飛び交い、あわただしくなりました。本会議場からは、多くのテレビカメラ、記者たちが押し寄せてきます。私たちの最後の仕事が始まります。

(東京KS)

上海万博閉幕

2010年10月28日
巨大3D映画館で人気の<br>サウジアラビア館<br>一番奥が中国館

巨大3D映画館で人気の
サウジアラビア館
一番奥が中国館

184日にわたって開催された上海万博が、まもなく閉幕します。

目標としていた7000万人の来場者数を10月24日に達成し、名実ともに過去最大規模の国際博覧会となりました。かつて史上最大級といわれた大阪万博では、アポロ11号が持ち帰った月の石が人気だったそうですが、上海万博ではチリの鉱山落盤事故で活躍した救出用カプセル「フェニックス1」が10月23日より展示され、話題をさらいました。

日本館イベントステージでは5月の開幕以降約40の団体がイベントを開催しました。10月29日から31日の3日間は、日本館主催のファイナルイベントが行われます。映像とパネル展示で日本館の184日間を振り返るとともに、日本館に関するクイズ大会やコンサートで来場者に楽しんでもらう予定です。日本では日中関係の悪化が喧しく報じられていますが、この小さな空間ではまったく関係なかったようです。

(東京ET)

COP10・ハイレベルセグメント

2010年10月27日
COP10ハイレベルセグメント開会式

COP10ハイレベルセグメント開会式

名古屋で開かれている国連の会議COP10は本日、ハイレベルセグメントと呼ばれる大臣級の会合へと移り、ついに終盤戦へと突入しました(写真はハイレベルセグメント開会式/2010年10月27日)。
この会議では、世界の英知を結集して解決しなければならない生物多様性維持の問題が討議されていています。
利害が同じでない途上国と先進国との対立が日々報告されていますが、決裂を避けて何とか合意にたどりつけるよう連日、深夜まで、いくつもの会合で協議が続けられています。
コンベンションリンケージのスタッフ約百名は、国連機関CBD事務局メンバーとして、日本政府、関係諸機関等と連携しながら、この会議の運営を行っています。
この会議は、テレビや新聞など多くのメディアで取り上げられ、連日伝えられていますが、この、世界中から集まった報道関係者たちへのサポートも、国際メディアセンターを中心に私たちが行っている業務のひとつです。
連日の(定例・非定例)記者会見(1日に10本以上)、本会議・分科会での報道関係者コントロール、各国代表団や日本政府、CBD事務局とのインタビュー調整、メディアからのさまざまな質問・要望の対応などを行っています。
世界からの多くの大臣、大使、代表団、NGOたちを迎えていますが、日本からもCOP10議長国として松本環境大臣(COP10議長)、昨日の会議の議長・前原外務大臣、そして本日は菅首相と、多くのVIPたちが集結するため、私たちも分単位で慌ただしく動いています。
1つ楽しみといったら・・・明日、9時からハリソン・フォードさんと、CBD事務局長のアーメド・ジョグラフ氏との対談が行われることになったことぐらいでしょうか?
でも、きっと多くのメディアが押し寄せ、また忙しくなるでしょう。

(名古屋YS)